日雇い派遣とは?

公開日:2020年2月10日
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1日、数日だけ働けばOKのイベントスタッフや試験監督、アンケート調査のお仕事が人気です。「平日は勉強に集中したい」、「働いた経験がないので、まずは短いお仕事を経験してみたい」、「お小遣い分を稼ぎたい」と考えられている学生さんや主婦(主夫)層の方は多いのではないでしょうか。

日雇い派遣は原則禁止?例外はあるの?

人気の単発のお仕事ですが、平成24年に改正された労働者派遣法により。30日以内の派遣のお仕事=「日雇い派遣」は法律により原則禁止となりました。

「禁止のはずなのに、求人サイトに単発の派遣のお仕事が掲載されているのはなぜ?」と思われる方も多いはず。ここでは原則禁止の日雇い派遣でも働ける「例外」ケースについて、詳しく紹介します。

日雇派遣でも働ける例外とは

日雇いで働くには、「1.求人が特定の種類の業務であること」or「2.働く側が特定の条件にあてはまる人」

12いずれかであることが必要になります。

1.日雇い派遣で働ける業務

  • ソフトウェア開発
  • 機械設計
  • 事務用機器操作
  • 通訳、翻訳、速記
  • 秘書
  • ファイリング
  • 調査
  • 財務処理
  • 取引文書作成
  • デモンストレーション
  • 添乗
  • 受付・案内
  • 研究開発
  • 事業の実施体制の企画、立案
  • 書籍等の制作・編集
  • 広告デザイン
  • OAインストラクション
  • セールスエンジニアの営業、金融商品の営業

2.日雇い派遣で働ける人(ア~エいずれか1つ当てはまっていたらOK)

ア、60歳以上

雇用契約を結ぶ際に60歳のお誕生日を迎えられていればOKです。

イ、雇用保険の適用を受けない学生

昼間学生の場合のみ。夜間学生の場合は雇用保険の適用を受けるため、他のアウエいずれかの条件を満たす必要があります。

ウ、年収500万円以上で副業として従事する場合

ご自分の生業収入が年収500万円以上あればOKです。生業とは「最も高い収入額を得ている業務」のこと。

(例)年収350万円の仕事と年収250万円の仕事を掛け持ちしている場合、生業は350万円の仕事になります。計600万円の収入を得ていても、生業収入が500万円を満たしていないため、他のアイエいずれかの条件を満たす必要があります。

エ、主たる生計者ではなく、世帯収入が500万円以上ある方

世帯のトータルの収入が年500万円以上あればOKです。

(例)妻のAさんは年収0円。夫Bさんの年収が300万円、娘のCさんと息子のDさんがそれぞれアルバイトで年100万円の収入があった場合。世帯収入の合計は500万円となり、最も収入が大きい夫のBさんが「主たる生計者」となりますので、妻のAさん、娘のCさん、息子のDさんは日雇派遣のお仕事をすることができます。

まとめ

日雇い派遣について解説してきました。キャリアバンク派遣では日雇い派遣の求人を多数ご案内しています。WEB登録は最短1分♪キャリアバンク派遣にぜひご登録ください!