同業他社の企業へ転職は禁止という噂を聞いたことがあるのですが・・・?②

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同業他社の企業へ転職は禁止という噂を聞いたことがあるのですが・・・?②

今回は主に転職がしやすい同業他社への転職のメリットや気をつける点について考察していきます。

同業他社へ転職するメリット
競業避止義務規定が定められていても、同業他社へ転職しようと考える方がいるのは当然ながらメリットがあるからだと思います。転職のしやすさや将来のキャリアプランを考えると、同業他社での転職を目指すことが転職の近道の一つともいえます。
即戦力としての勤務
同業他社であれば、これまでの経験と知識をフルに活かして活躍頂けるイメージつきやすいかと存じます。業界や業務のノウハウが身に付いているため、転職先でも仕事を覚えやすく新たな環境にも馴染みやすいでしょう。転職市場において人事担当者の判断としても「業種が同じであればプロセスが前職の会社と多少異なっていても、業務内容自体は似ているケースが多く仕事に早く慣れてもらえる」といった期待値があることは事実です。
過去の実績を基に転職時に待遇を交渉も普通の転職と比較してしやすく、実績が優れていると転職企業から判断されれば現職からの年収アップも大いに期待できます。
転職先が決まりやすい
中途採用のニーズの主としては即戦力としての採用が多いため、即戦力の期待値がある同業他社をターゲットに転職活動を行うと転職先が決まりやすい傾向にあります。業界理解があるため実際の面接等においても志望動機に具体性をもたせやすく、採用担当者へ良いアピールができるケースが目立ちます。
再度記載しますが、中途採用で求められるのは基本的に即戦力です。採用企業としては育成にかけるコストが少なく、すぐに第一線で活躍できる応募者を歓迎しています。企業にとって即戦力となる可能性の高い同業での経験者は魅力的なことが多いです。
同業他社への転職で気を付けたいこと
同業他社への転職は前述の通りたくさんのメリットがありますが、同時に①でも記載しました「気をつけなければいけない点」も幾つかございます。在職中の職場に十分な配慮が必要ですので、できるだけ円満退社を目指しましょう。
転職先を伝える必要はない
在職中の企業に転職先について無理に隠す必要もなければ、あえて詳しく教える必要もありません。状況に応じて対応することが必要ですが、無理にどちらかの姿勢を貫く必要はございませんのでご安心下さい。ここでは転職先の企業名を在職企業に伝える義務はないということを認識して下さい。
同業他社に転職する場合は転職先企業の社名を伝えると、必要以上に引き留められたり、モラルを問われたりして辞めづらくなることはございますが、毅然とした対応を心掛けましょう。
円満退職を目指す
同じ業界で働き続けるのであれば、在職企業の上司や同僚とどこかで接点を持つ可能性があります。転職先の企業名を聞かれて拒みにくいと感じた時は正直に伝え、退職する理由をはっきりと答えることも必要な場合があることを認識しましょう。
お世話になった企業や仕事に対する不平不満を述べるのでなく、転職先の企業環境でキャリアを築きたいといった前向きな理由を真摯に伝えれば、理解されて円満な関係を築き続けることができると思います。
最後に
同業他社への転職は慎重に行う必要があります。人材とノウハウが競合の会社へと渡ることになるのは事実のため、貴方の対応によっては在職中の会社との関係性が悪化することもございます。今までお世話になった会社に対して感謝の気持ちを示しつつ、競業避止義務規定に注意をすれば、転職しても大きな問題にはならないはずです。同業他社への転職はモラルを守ることが大切です。社会人として常識的な行動をとり、転職活動を成功させましょう。
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