書類選考と対策①
転職活動で志望企業に応募をすると基本的には履歴書や職務経歴書などの提出を求められます。企業は応募者の履歴書や職務経歴書等に目を通して面接するかどうかを判断します。書類選考とはいわば転職活動の第一関門であり、書類選考を通過するためには、どのような点に気をつける必要があるかを基本的な点からじっくりと考察していきます。
転職活動における書類選考の基準
書類選考の基準は企業や採用職種によって大きく異なります。履歴書と職務経歴書の提出のみが必要な企業もあれば自社専用の応募書類や応募フォームがある企業、職種によってはポートフォリオや参考資料等の提出を求める企業もあります。各企業によって異なる対応が必要なことは事実ですが、企業が書類選考を行う理由は応募資格を満たしているかの確認になります。特に資格や経験が必要な職種に関しては条件を満たしていないと書類選考において選考の対象外、つまり不採用となります。
面接は企業の採用担当側も応募者側もお互い時間要しますので応募書類で面接したい人や会うべき人を選別し、効率的に採用活動を目指しています。応募書類の種類・形式・基準は企業によって異なるので、応募する際にしっかりと確認しましょう。
実際に書類選考の通過率はどの程度か?
書類選考の通過率は企業によって当然異なりますし、同じ企業でも職種によっても違います。特に資格や経験が求められる技術系の職種や専門職種は、応募書類の段階である程度判断できる部分が多いため比較的通過率は低い傾向にあります。一方で営業職等の人柄や雰囲気等も加味される職種では、ある程度実際に面接で話をしながら判断されるケースが多いことから比較的通過率は高い傾向にあります。総じて書類選考の通過率は全職種を平均すると3~40%程度考えていただければと思います。履歴書や職務経歴書の記入から転職活動は始まっています。

書類選考の結果が来るまでには、どの程度の日数がかかるのでしょうか。一般的に2週間くらい、という説もあるようですが、これも企業の規模や応募職種、応募人数、採用の位置付けによって変わってきます。早ければ2、3日で結果が来ることもあれば、1カ月程度かかる場合も。そのため、2週間過ぎて連絡が来ていないから落ちたと思い込むのは早とちりです。
書類選考の結果について
結果連絡が早い=内定率が高い?
企業が欲しいと考えている人材像と候補者のスキルや経験がマッチしていれば、書類選考の結果はある程度早めに来る可能性があります。人材の確保が困難となってきている昨今では、スピーディな対応を心掛けている企業も増えてきております。一方で返答が早いことに対して「誰でもいいから人手が欲しいのでは?」「ブラック企業?」と疑ってしまう人もいるかもしれません。
企業の状況によりますがスピーディな対応を行なう企業の他、欠員補充による求人募集等早急に人材確保目指しているケースもありますので一概に「結果が早い=ブラック企業」とは考えて頂きたくありません。不安であれば企業情報の確認等の企業研究を行ないましょう。
結果連絡が早い=内定率が低い?
逆に書類選考の選考結果がなかなか来ないと「内定率は低いだろう」とネガティブに感じる方も多いですが。こちらも決してそうとは限りません。企業の想定よりも応募人数が多く選考に時間が掛かっていることや、面接する人数を一定数に絞る作業に時間が掛かっていること、ある程度応募者が集まってから一斉に書類選考を行うケースや決定権者が都合で不在にしている場合等様々な要因が考えられます。結果連絡が遅いからといってあまりマイナス思考にならずに連絡を待ちましょう。
結果連絡の催促や確認はしてもいいのか?
志望度の高い企業へ書類を提出した後は特に連絡がないと不安になると思いますが基本的に、企業へメールや電話で選考結果の状況を確認することは好ましくありません。企業によって選考の所要時間には差がありますので焦らず結果を待ちましょう。
一方で事前に企業から日程の提示をされていたにも関わらず連絡が来ない場合については、結果連絡の日程の目安を確認する程度は問題ないかと思います。連絡する際には選考を急かすような聞き方は避ける様に注意が必要です。
最後に
①においては書類選考の結果をもらうまでの一連のケースを考察していきました。②では書類選考通過の結果をもらった後に考えられる様々なケースを考察していきます。