
美文字になるためのコツとは!?
手書きがどうも苦手、自分の字が汚い、字に自信がない・・・というそこのあなた!
"『美文字』は一日にして成らず"ですが、美文字になるためのコツをお教えします♪
大人になり、なんでもPCで済ませられるようになってからは、
なかなか手書きの機会がないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
それでも履歴書や申請書など、思いがけず手書きが必要になる場面がやってくることも・・・。
「字は人を表す・性格を表す」なんて言われもしますので、
字はできるだけ美しく書けるほうが周りからの印象も良いのではないでしょうか。
では美文字になるためのコツとは!?さっそく見ていきましょう。
美文字への道その1【とにかく真似をする】
冒頭でも記述しましたが、美文字は一日では作れません。
自分ではなかなか気づきませんが、字にはその人その人のクセがありますので、
そのクセから抜けるためにも練習は必要になります。
ではどうやって練習するのか?
手本とする字をひたすら真似して書くだけです。
よく書店などで見かける美文字テキストやペン字練習の本を使うのも良いですが、
「こういう字を書けるようになりたいな」という対象があればそれを手本にしてももちろんOK。
まずは手本となる字を紙の下に置き、上からなぞってみましょう。
(このとき、紙はなるべく薄いものを使うと下の文字がよく透けてなぞりやすいですよ♪)
なぞって書くだけでも、自分が書くときとの違いや自分の持つクセが分かると思います。
そして今度は手本を紙の横に置き、手本を見ながら書いてみます。
そう、この繰り返し。
地味な作業ですが効果的です。
ただし、大事なポイントは、「機械的にやらない」こと。
何も考えずにただ真似ていただけでは、
いざ手本なしで書いてみるとき「あれ?どうだったっけ?」となりかねません。
横の長さに対し縦の長さはどの程度か?点の位置はどのあたりに打つのか?など、
しっかり手本を見て考えながら真似ることが美文字への近道なのです。
美文字への道その2【バランスを意識して】
そうは言っても、ひらがな・カタカナ・常用漢字・人名漢字など、全部合わせると3000字にもなる日本の文字。
とてもじゃないけどすべてを練習することはできません・・・
そのため今度は、文字そのものと、全体のバランスを意識してみましょう。
例えば『話』という漢字。
どちらが美しいと感じますか?
また、ひらがなと組み合わせて文にしてみます。
どちらがバランス良く見えますか?
文字そのものを見たときに美しく感じるポイントは、
・やや右上がり(右上がりすぎるときつい印象になってしまうので注意)
・書き出すときの"打ち込み"や書き終わりの"とめ""はね""はらい"をおろそかにしない
・漢字の『へん』と『つくり』では『へん』をやや小さめに書く
・漢字の『へん』と『つくり』は離しすぎない
・締めるところは締める
(例えば・・・人間の口だってポケーッと開いたままより
キュッと結んでいるほうが締まって見えますよね。漢字の口も同じです)
全体のバランスが良く見えるポイントは、
・1本の線の上に書くように、文字の中心をそろえる
・漢字とひらがなが並ぶときは、漢字よりひらがなをやや小さめに書く
などに気を付けます。
「意識しなければならないこと結構あるじゃん!」と思われるかもしれませんが、
基本になるところなのでぜひ押さえておくことをおススメします。
基本ができれば他の文字にも応用できますよ!
美文字になるためのコツ、いかがでしたか?
こんな記事を書きましたが、美文字を語るにはまだまだだと逆に痛感させられましたので、
わたしももっと練習しようと思います。
自分の字に自信がなくて、人前で字を書くことが恥ずかしいとお悩みの方、
ぜひわたしと一緒に練習しましょう♪
目指せ、美文字マスター!