書類選考は通過しても、面接で不合格になる人がいます。
面接では、様々な質問があります。
どのような対策をすれば良いか分からないという人も多いでしょう。
企業は面接で応募者の何を確認しているのでしょうか?
人柄でしょうか。
その企業との相性でしょうか。
経験でしょうか。
スキルでしょうか。
能力でしょうか。
将来性でしょうか。
もちろん、それら全てが確認されます。
その中でも、企業が確認したい最大のポイントは何か。
それは、応募者が、その企業で働く「能力」があるかどうかです。
「能力」があるかどうかなんて、面接だけで確認できないのでは?
そう思われた人もいると思います。
その通りです。確認などできません。
一緒に働いてもいないのに、「能力」がある人かどうか面接だけで判断できる訳が無い。
面接では、応募者が本当に「能力」があるかどうかは分からない。
けれど、「応募者が自分の能力について説明する『能力』があるか無いか」
それは面接で確認できます。
自分の能力について、面接時に説明できない人は、面接は突破できない。
面接で説明できないものは、本当は「あった」としても「無い」ものと一緒だからです。
それでは、「能力」とは何でしょうか。
「能力」とは「自分自身の経験をスキルに変える力」のことです。
面接で、自身の経験を語る人がいます。
面接で、こんなスキルがあるとアピールする人がいます。
どちらも、不合格です。
経験を伝えても、「能力」は伝わらない。
何年経験してもスキルを身につけられない人がいるからです。
スキルだけを伝えても、「能力」は伝わらない。
スキルがあるという根拠、そのスキルがどうして身についたのかという背景が伝わらないからです。
面接で伝えるべきことは、
「貴方が、どんな経験をしたのか」
「その結果、どのようなスキルを得たのか」
「そして、そのスキルを活かしてどんな成果を上げたのか」
という具体的なエピソードです。
自分で考え、行動し、その結果どうなったのか。
成果は出たのか。
何故その行動を選んだのか。
うまくいかなかった時、どう反省したのか。
違う方法を取り入れて、改善することができたのか。
何故その改善方法を選んだのか。
言葉にすると簡単ですが、面接で伝えるのは簡単ではありません。
それでは、面接で自分の「能力」を伝えられる様になるにはどうすれば良いのでしょうか。
それは、今までの仕事を振り返ることです。
「できなかったことができるようになっていった経験」
これを思い出してください。
今の貴方があるのは、どんな経験があったからですか?
あの経験があったから…
先輩から、こんなことで怒られたから…
尊敬する上司の働き方を真似するようになったから…
こんな失敗があったから、悔しくて…
このようなエピソードをいくつか整理し、メモ帳に書いてみてください。
どのエピソードが最も自分らしいですか。
どのエピソードが自分の中で最も大切な体験だったと思いますか。
この作業(これを「職務の棚卸し」と言います)を行うことで、働く上で自分が重要視していることが明確になります。
そしてそれが、貴方の転職活動の軸となり、方向性も定まってくる。
このような準備をすることで、面接突破の可能性は飛躍的に高まります。
面接は準備が全てなのです。
転職活動は面接で決まります。
貴方は面接の練習をしていますか?
貴方の面接の練習相手になってくれる人はいますか?
企業に選ばれる為には、入社したい企業の面接を突破する為には、練習が必要です。
熱意はあるだけでは伝わりません。
スキルを持っているだけでも伝わりません。
面接は甘くない。
どうすれば熱意を伝えられるのか。
どうすれば自身の強みや将来性を伝えられるのか。
どうすれば自身の「経験・スキル・能力」を伝えられるのか。
面接の練習をすることです。
キャリアバンクは面接トレーニングを積極的に実施している転職エージェントです。
希望する方には随時対応します。
対面、またはオンラインでも実施可能です。
面接の練習相手として、キャリアバンクを活用してみませんか。
貴方の強みがどうすれば伝わるのか。
私たちは、貴方と一緒に貴方の強みを探すお手伝いをしたい。
転職活動のパートナーとして、キャリアバンクをご利用頂ければ嬉しいです。
貴方の転職活動が成功することを、心より願っています。